Domaine NAGOMI

ドメーヌ和水

「我々はこの大地とともに醸す」

「米作り、二千年にわたる大地の記憶」

菊地川流域には、二千年にわたる米作りによる大地の記憶が残っている。平地には古代から受け継がれた条里、山間には高知での米作りを可能にした井手と棚田、そして海辺には広大な耕作地を生み出した干拓。米作りを支えた先人たちによる土地利用の広がりが今も姿を留め、その全てをコンパクトに見ることができる。

更に、賑やかな祭りや豊かな食という無形の文化も息づくなど、菊地川流域は古代から現代までの米作り文化の縮図であり、その文化的景観や米作りがもたらした芸能・食文化に出会える稀有な場所であり、構成文化財の一つとして花の香の酒造りも含まれている。